特別支援学級の授業はどうする?個別・小集団・複数学年の授業づくり
特別支援学級を初めて担任すると、 「複数の学年を同時にどう教えればいいの?」「一人ずつ見ていたら45分では足りない」「全員に違う課題を用意するの?」「通常学級の授業と、どこを変えればいいの?」 と迷うことがあります。 特別支援学級の授業では、少人数である一方、異なる学年や学習進度、個別の目標を持つ子どもが同じ時間に学ぶことがあります。 そのため、 全員に同じ内容を、同じ方法で、同時に教える という授業だけでは回しにくい場面があります。 だからといって、一人ずつ完全な個別指導を45分間続けることも現実的では ...
特別支援学級とは?通常学級との違い・種類・学び方をわかりやすく解説
「特別支援学級って、どんな学級なんだろう」「通常学級と何が違うの?」「そこで子どもたちは何をして過ごすの?」 初めて特別支援学級について調べると、このような疑問を持つ方も多いと思います。 特別支援学級は、小学校や中学校の中に設置される、障害のある子どもが少人数で学ぶ学級です。子どもの実態に合わせて、学習の進め方や教室環境、支援の方法などを調整しながら学んでいきます。 平たく言えば、「その子が学びやすい条件を、通常学級より細かく整えやすい学級」 と考えるとイメージしやすいかもしれません。 ただし、特別支援学 ...
個別の教育支援計画とは?個別の指導計画との違い
特別支援学級の担任になると、 「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」 という、よく似た名前の書類を扱うことになります。 初めて見ると、 「何が違うの?」「どちらに何を書けばいいの?」「そもそも、何のために2種類あるの?」 と迷うこともあると思います。 私自身は実務上、かなり単純化して、 個別の教育支援計画=支援全体の骨子個別の指導計画=学校での具体案 と考えると整理しやすいと感じていました。 もちろん、これは制度上の正式な定義ではありません。 ただ、個別の教育支援計画で本人や保護者の願い、これまでの支援 ...
交流学級とは?特別支援学級との関係・交流の考え方
特別支援学級を初めて担任すると、 「交流学級って何?」「どの授業に行けばいいの?」「できるだけ交流した方がいいの?」「うまくいかなかったらどうすればいい?」 と迷うことがあります。 交流学級で過ごす時間は、特別支援学級の子どもにとって、普段とは違う集団や環境の中で学び、経験を広げる機会になります。 ただし、 交流学級には、できるだけたくさん行けばよい というものではありません。 大切なのは、その子にとって何を経験する時間なのか、どのような参加の仕方なら学びや成長につながるのかを考えることです。 この記事で ...
特別支援学級の担任は何をする?仕事内容・1年間の流れ
初めて特別支援学級を担任すると、 「何から手をつければよいのだろう」「通常学級の担任とは、何が違うのだろう」「授業だけでなく書類や連携も多そうだけれど、全部どう回せばいいのだろう」 と感じることがあります。 特別支援学級担任の仕事は、授業だけではありません。 子どもの実態を把握する。教室環境や授業を整える。個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成・見直す。交流学級、支援員、校内の先生方と連携する。保護者と情報を共有する。日々の姿を記録し、評価や通知表、次年度への引き継ぎにつなげる。 一つひとつを見ると仕事 ...
情緒学級の通知表所見はどう書く?日々の記録から子どもの成長を整理する方法
通知表の所見を書く時期になると、 「何を書けばよいか思い出せない」 「一人ひとりの文章を考えるだけで時間がかかる」 「毎回、似たような表現になってしまう」 と悩むことがあります。 特に、学期末になってから一人ひとりの姿を思い出し、ゼロから文章を作ろうとすると、通知表作成はかなり重たい仕事になります。 私自身は、通知表の所見を「学期末に文章を考える仕事」とはあまり考えていませんでした。 普段から残している簡単な記録を見返し、 この期間にどのような取り組みをして、どのような変化が見られたのか を選び、保護者や ...
情緒学級の自立活動は何をする?「活動ネタ」ではなく日常の困りごとから考えた実践
情緒学級を担任すると、通常学級との違いとして少し分かりにくく感じやすいものの一つが「自立活動」です。 自立活動について調べると、 「6区分27項目」 「心理的な安定」 「人間関係の形成」 「環境の把握」 など、さまざまな言葉が出てきます。 もちろん、こうした制度上の内容を理解することは大切です。 ただ、実際に子どもの前に立つと、 「で、明日の自立活動は何をすればいいの?」 と迷うことがあります。 私自身も、自立活動について、 「これぞ自立活動という授業を、毎回きれいに組むのは難しいな」 と感じることがあり ...
情緒学級の運動会・学校行事|無理なく参加するための支援と事前準備
運動会をはじめとする学校行事は、普段の授業とは大きく異なる環境で行われます。 大勢の子どもが一斉に動く。いつもとは違う時間割で過ごす。大きな音や放送が流れる。長い待ち時間がある。練習によって予定が変わることもあります。 このような環境では、普段の学級では落ち着いて過ごせている子どもでも、不安が強くなったり、参加することに難しさを感じたりすることがあります。 そのため、情緒学級の子どもが学校行事に参加するときには、「みんなと同じように最後まで参加すること」だけを目標にするのではなく、その子どもにとってどのよ ...
夏休み明けの情緒学級|2学期を落ち着いて始めるための支援と確認ポイント
夏休み明けの情緒学級では、「何か特別なことをしなければ」と考える必要はありません。 むしろ大切なのは、1学期に作ってきた学校生活のリズムや支援を一度再起動し、その中で子どもの現在の姿を確認することです。 私自身が情緒学級を担任していたときも、夏休み明けだからと特別な活動を長く続けるより、できるだけ早く普段の授業や日課へ戻した方が、学級全体が安定しやすいと感じていました。 ただし、1学期とまったく同じ支援をそのまま続ければよいわけでもありません。 長期休業を挟めば、子どもの姿が変わっていることもあります。1 ...
情緒学級で子どもの目標をどう立てる?個別の指導計画を日々の支援につなぐ方法
情緒学級では、子どもの実態に応じて個別の指導計画を作成します。文部科学省の「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編」でも、特別支援学級に在籍する児童について、個別の教育支援計画・個別の指導計画を作成し、効果的に活用することが示されています。 しかし、実際に書こうとすると、 子どものどの姿を目標にすればよいのか どの程度まで具体的に書けばよいのか 目標と支援の手立ては何が違うのか 書類に書いた内容を日々の支援へどうつなげるのか と迷うこともあるのではないでしょうか。 個別の指導計画は、書類を完成さ ...









