情緒学級を担任していると、子どもへの直接的な支援だけでなく、
「交流学級の先生に、何をどこまで伝えればよいのか」
「支援員さんへのお願いが、『よろしくお願いします』だけになってしまう」
「保護者へ伝えたいことが多く、要点をまとめにくい」
「行事のとき、誰がどこまで支援するのか曖昧になる」
といった、大人同士の連携・共有に悩む場面があります。
連携では、情報をたくさん書くこと自体が目的ではありません。
大切なのは、
- 何のために共有するのか
- 何をそろえるのか
- 誰が動くのか
- 迷ったとき、誰に確認するのか
が、必要な人に伝わっていることです。
そこで、
「情緒学級の連携・共有ワークブック」
を作りました。
保護者・交流学級・支援員など、子どもの支援に関わる大人同士で、
「長く書く」より「迷わず動ける」
ことを優先して支援をつなぐための、全28ページの実践用PDFです。
こんな方におすすめです
- 情緒学級で交流学級との連携に悩んでいる
- 交流学級の先生へ何を伝えるべきか整理したい
- 支援員への依頼が曖昧になりやすい
- 「何となくお願いします」から抜け出したい
- 保護者への電話・面談の要点を短く整理したい
- 子どもの姿を具体的に共有したい
- 行事で大人の支援に空白が生まれやすい
- 連携のための記録に時間をかけすぎたくない
- 共有した情報を、実際の支援につなげたい
といった先生を想定しています。
このワークブックでできること
このワークブックでは、連携を
必要な場面を選ぶ
↓
支援の要点を1〜3個決める
↓
大人の動きをそろえる
↓
短く振り返る
という流れで整理します。
すべてを詳しく記録するのではなく、
「次に関わる大人が、迷わず動ける情報になっているか」
を重視しています。
時間に合わせて使えます
毎回、すべてのページを書く必要はありません。
使える時間に合わせて、3つの使い方を想定しています。
QUICK|30秒〜2分
その場で必要な項目だけ確認します。
チェック欄や「今回そろえること」だけを書いて、そのまま実践へ移る使い方です。
STANDARD|5〜10分
交流授業、行事、保護者との連絡などの前に、
- 事実
- 目的
- 支援
- 役割
などを少し詳しく整理します。
REVIEW|1〜3分
実践後に、
「次回変えることを1点だけ」
決めます。
長い反省を書くのではなく、連携の仕組みが機能したかを短時間で確認します。
ワークブックの内容
全28ページのPDFです。
必要なページを選び、印刷・書き込みながら使用できます。
1.連携の基本を「4つ」に整理する
最初に確認するのは、
- 目的|何のために?
- 支援|何をそろえる?
- 役割|誰が動く?
- 見直し|次に何を変える?
の4つです。
書類を増やす前に、連携に必要な要点を整理します。
2.子どもの姿を「事実」で短く残す
「不安定だった」
「集中できなかった」
といった印象だけでは、次の支援につながりにくいことがあります。
そこで、
- どんな場面だったか
- 実際に何が起きたか
- すでに機能した支援は何か
- 次に何をそろえるか
を短く残す、
「30秒・事実整理カード」
を収録しています。
3.共有する情報を絞る
情報は、多ければ多いほどよいわけではありません。
- 支援に必要か
- 相手の役割に関係するか
- 具体的な行動に変わるか
- 不要な個人情報を含んでいないか
を確認するための、
「共有判断フロー」
を用意しています。
4.1分で共有する内容を決める
交流学級や支援員への共有を、
「よろしくお願いします」
だけで終わらせず、
- 相手
- 目的
- 今回そろえる支援
- 迷ったときの確認先
に整理する、
「1分共有カード」
を収録しています。
交流学級との連携
交流学級との連携では、
「誰が担当するか」だけでなく、「どこで受け渡すか」
まで整理します。
例えば交流授業なら、
- 5分前
- 入口
- 授業中
- 終了5分前
- 終了後
について、子ども・情緒学級担任・交流学級担任の動きを一つの流れにします。
また、交流学級の予定共有を毎回のお願いにせず、
毎週の流れとして仕組みにするためのシート
も収録しています。
交流先での様子についても、毎時間詳しい記録を依頼するのではなく、
- 頑張っていたこと
- 困っていた・支援が必要だった場面
- 来週共有しておいた方がよいこと
の3問だけで確認するシートを用意しています。
支援員との連携
支援員への依頼では、
- 場面
- ここまでお願い
- ここからは本人・担任
- 担任へ知らせるサイン
の4点で整理します。
例えば、
「困っていたら支援してください」
ではなく、
「最初の課題と終わりを確認する」
「すぐに答えを教えず少し待つ」
「同じ質問が続いたら担任へ知らせる」
といった形で、
支援の範囲と担任へ戻す基準
を具体化します。
保護者との共有
保護者への共有は、
できた・頑張った事実
↓
気になる事実
↓
その後・機能した支援
↓
家庭に聞く・相談する
という流れで整理します。
「頑張っていました」
「落ち着きませんでした」
だけで終わらず、具体的な場面や行動を共有することを重視しています。
電話や面談の前に使える、
「3-2-1連絡メモ」
も収録しています。
- 3|具体的な事実
- 2|機能した支援・条件
- 1|今日聞く・決めること
に絞ることで、短時間の連絡でも要点を整理しやすくなります。
行事での連携
行事では、競技や活動そのものだけでなく、
待機 → 移動 → 活動・競技 → 終了 → 戻り・休憩
までを一つの流れとして整理します。
誰が支援するかだけでなく、
「次に誰へ引き継ぐか」
まで決めます。
運動会を例に、
- 競技15分前
- 競技5分前
- 競技中
- 競技終了後
の子どもと大人の動きを整理した記入例も収録しています。
連携後は60秒で見直す
実践後に確認するのは、
- 目的は伝わったか
- 支援は1〜3個に絞れていたか
- 担当・引き継ぎは明確だったか
- 確認先は分かっていたか
- 実際の支援につながったか
です。
そして、
次回変えることを1点だけ
決めます。
ここで評価するのは、子ども・保護者・同僚ではありません。
共有内容・タイミング・役割分担が機能したか
を見直します。
時間がない日は「90秒共有メモ」だけでも使えます
どうしても時間がない場合は、
- 何のため?
- 何をする?
- 誰がする?
- 迷ったら誰へ?
の4項目だけを整理する、
「90秒共有メモ」
も使えます。
共有ノートへ入れたり、校内で使用しているツールへ必要な項目だけ転記したりすることも想定しています。
中身のイメージ


【商品画像3:収録内容イメージ】

毎回28ページすべてを使う必要はありません
例えば、
「交流学級へ何を伝えればよいか迷う」
のであれば、共有判断フローや1分共有カードから。
「支援員へのお願いが曖昧になる」
のであれば、支援員4点カードから。
「保護者への電話で話が長くなる」
のであれば、3-2-1連絡メモから。
「行事で支援の空白が生まれる」
のであれば、大人の動線MAPから。
というように、
今困っている場面に合わせて、必要なページだけ選んで使えます。
「連携の記録を増やす」ための教材ではありません
このワークブックで大切にしているのは、
連携の目的は「書くこと」ではなく「動けること」
という考え方です。
必要な情報を、
必要な人へ、実践に使える形で渡す。
誰が担当するかだけでなく、
どこで受け渡すかまで決める。
共有して終わるのではなく、
実際の支援につなげる。
そのための道具として使うことを想定しています。
商品情報
商品名
情緒学級の連携・共有ワークブック
シリーズ
情緒学級担任の実務シリーズ
形式
PDF
ページ数
全28ページ
価格
1,480円(税込)
利用方法
購入後、noteの購入者限定部分からPDFをダウンロードできます。
ご購入前にご確認ください
本商品はデジタルデータです。
本ワークブックは、情緒学級等における連携・共有を補助するための資料です。
学校で定められた正式な記録様式を置き換えるものではありません。
児童生徒の個人情報・健康情報・家庭情報等の取り扱いについては、所属校・自治体の規程や校内ルールに従ってください。
また、支援に不要な情報を広く共有しないよう、目的と共有範囲を確認したうえで使用してください。
必要なページは、購入者ご本人の勤務する学校・学級での支援実践のため、当該児童の支援に関わる教職員・支援員等と共有して使用できます。
PDFデータそのものの譲渡・再配布、購入者以外が自由に取得できる場所へのアップロード、他団体への配布・販売は禁止します。
ご購入について
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PDFは保存し、必要なページを印刷してご利用ください。
ご利用にあたって
本データは、購入者ご本人の勤務する学校・学級における支援実践での使用を想定しています。
当該児童の支援に関わる教職員・支援員等との必要なページの共有は可能です。
PDFデータそのものの譲渡・再配布、購入者以外が自由に取得できる場所へのアップロード、他団体への配布・販売はご遠慮ください。
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